夏の涸沢カール


残雪の涸沢カールとバックに前穂と吊り尾根を望む2005/8/3撮影
涸沢カールは穂高連峰の東側に氷河によって削り取られた深い谷を形成し、夏でも多くの残雪があり、岩稜の穂高連峰をぐるりと仰ぎ見る光景は圧巻。夏の穂高連峰への登山のベースとしても人気がありシーズンにはたくさんのテントの花が咲き多くの登山者で溢れかえる。

標高2300mの涸沢カール内には夏にはシナノキンバイ、ハクサンフウロ、チングルマ、ヨツバシオガマ、ウサギギク、クルマユリなど多くの高山植物で色どられ雲上の楽園と化し、

秋にはナナカマドやダケカンバの紅葉が素晴らしく錦絵を見るごときの艶やかさです。

涸沢へは上高地から歩いて約6時間程かかり、登山道も整備されており、傾斜もそれほどきつくありませんので普通に健康な方であれば誰にでも行けますのでそれが人気の要素になっております。

しかし標高2300mの高山ですので充分な装備と天候、健康管理の上での行動が必要です。


・コースと所要時間
上高地から
上高地バスターミナル-(50分)-明神-(50分)-徳沢-(1時間)-横尾-(1時間)-本谷橋-(2時間)-涸沢 合計タイム5時間40分(休憩時間含まず)


2010年 涸沢カール季節の情報
(2010/6/16情報)
涸沢カールはまだ積雪が2mから5mほどあり、雪の中に眠っております。5月26日に本谷橋は架け替えられ、通行が出来る様になっております。

残雪状況は横尾から本谷橋まではほとんど消えておりますが、本谷橋からは残雪があり、トレース上にに赤いマークがしかれております。足元に不安な方は軽アイゼンおよびストックを使用すると良いでしょう。

カールの気温は朝方は10度前後で日中は15度近辺の状況です。カール内から穂高方面へはまだ残雪がしっかりあり、アイゼン、ピッケルは必要です。稜線もまだしっかり雪がありますので、行動には冬山装備が必要です。

これから梅雨に入り、残雪のあるところは朝方は凍っている箇所もあると思われますので、慎重な歩行で対処すると良いでしょう。

上高地から本谷橋までは雪も消え、春の高山植物も咲いており、快適なトレッキングが楽しめます。


2009年 涸沢カール季節の情報
(2009/9/28情報)
涸沢カールの紅葉が見頃となってきました。27日には雨も降り、いいおしめりとなり、ナナカマドやダケカンバにも紅葉への好影響となりそうです。

色具合も濃さを増して来ており、いい色具合となってました。昨年より5日から6日くらい早い紅葉状態で、今度の週末くらいが最高潮ではないかと予想されます。

(2009/9/16情報)

涸沢カールはこのところ気温が急に下がり始め、9月10には薄い初氷が張りました。

草紅葉が始まったところで、全体的にはまだ色付き具合は弱いです。これからは気温も除々に下がり始め、紅葉の進み具合もテンポを早めてくる事が予想されます。


朝の気温は0度から7度位で日中は10度から13度くらいの温度となってきております。

ナナカマドやダケカンバの色付きは今月下旬くらいからが予想されます。

(2009/6/29情報)

下界では新緑も終わり、緑濃い初夏の陽気となっておりますが、標高2400m附近の涸沢カールでは、今新緑が始まって来たところです。

残雪状況は上高地から本谷橋までの登山道には残雪はなく、本谷橋から上がるに従って残雪は増えて来ます。特にSガレ附近からは多くなっております。

部分的には手が入っており、歩き易くはなっております。登山道にはトレースやマーキングがあり方向を示した跡がついております。

涸沢まではアイゼンは必要ありませんが、そこから上に上がる場合は冬用のフル装備が必要となります。
気温は朝方は7度、日中は天気の良い時で15度、悪い時は10度から12度位の気候です。

登山道脇には春の山野草のサンカヨウ、コイワカガミ、エンレイソウ、ミヤマキスミレ、ミヤマカタバミなどが見られます。


涸沢ヒュッテ玄関入口

荷物をヘリで運搬

涸沢カールの夏の風物詩、カラフルなテントの花盛り。
ここを基点にして、奥穂、前穂、涸沢岳、北穂などにアタック。


カール内よりお花畑と涸沢槍を望む


ハクサンフウロ

ウサギギク

涸沢ヒュッテのパノラマテラスでくつろぐ人達

涸沢ヒュッテのパノラマテラスより北穂高方面の景色。

涸沢小屋より残雪のカールを望む。

涸沢カール夏の写真集のページへ

涸沢ヒュッテ手前の残雪。涸沢ヒュッテのスタッフの人達がスコップでステップを切っていました。
(真夏でもこの残雪です)


シナノキンバイ

ハクサンイチゲ

・涸沢小屋

涸沢には2軒の山小屋があり1軒は涸沢ヒュッテ、もう1軒はこの涸沢小屋です。涸沢小屋は北穂高岳への登山道の入口に建っています。

・涸沢ヒュッテ

涸沢ヒュッテのダイニングルームでの楽しい食事風景。


奥穂高のモルゲンロート 
涸沢紅葉の写真集のページへ




ヨツバシオガマ

イワギキョウ


紅葉の涸沢カールへ
上高地から紅葉の涸沢へNO1
上高地から紅葉の涸沢へNO2

アクセス
[車]長野自動車道松本ICから国道158号線を梓川沿いを沢渡まで、ここからバスで上高地へ入山
[電車]JR中央本線松本駅より-(松本電鉄上高地線30分)-新島々ここからバスで上高地へ入山
お問い合せ
長野県松本市安曇
・松本市安曇支所TEL.0263-94-2301 ・松本市アルプス観光協会TEL.0263-94-2221


信州の旅.comの山の取材リーダーを努める山田 輝氏がこれからトレッキングや登山を楽しみながら、健康維持と充実したネーチャーライフを望む人達に、

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錦絵のごとき色合いを見せる涸沢カール

2008年 涸沢カール 季節の情報
(2008/9/22情報)
標高2400m付近の涸沢カールは秋の紅葉の季節へと変わり始めております。ナナカマドの実は真っ赤に色付き、葉も一部色付き始めております。今年の紅葉の状況は昨年よりは若干早めの状況です。気温も朝は10度近辺で日中は15度位で推移しております。全体的にはまだ緑が多い状況ですが、今後の気温低下と適度な降雨があれば、紅葉も一気に始まる気配を見せております。
見頃の予想は10月5日頃から10日頃になりそうな気配です。

(2008/7/9情報)
涸沢カールの雪解けは順調に進み、全体的には夏の雰囲気が出て来ました。しかしまだ残雪は随所にあり、涸沢ヒュッテ手前のSガレ周辺(涸沢ヒュッテ40分手前)より残雪は付いております。その付近は今現在は新鮮な新緑の世界に包まれております。涸沢周辺ではオオカメノキ、シナノキンバイ、イワツメグサ、エゾクロクモソウなど夏の花も咲き始めて来ました。涸沢カールから穂高稜線へはかなりの残雪がまだありアイゼン、ピッケル、ストックなど重装備が必要です。気温は日中では15度位で最低気温は10度前後の気温状態となっております。テント場はまだ雪が多く残っておりますので、充分な準備が必要です。これから梅雨空けと共に、夏山シーズンが始まりますが、無理のない日程でお出かけ下さい。

(2008/6/12情報)
涸沢カールは6月に入り、新緑が少しずつ始まって来ております。本谷橋付近ではミネザクラやムラサキヤシオツツジなどが咲き始め、山野草ではヒメイチゲ、サンカヨウ、コイワカガミ、ミヤマカタバミ、ショウジョウバカマなどが咲き始めています。
涸沢までの登山道は本谷橋までは雪はなく、本谷橋付近から残雪があります。トレース沿いにマーキングがしてありますので、それに沿って進む。足元が不安な方は軽アイゼンとストックがあると安定します。涸沢カール内は1m〜3mの積雪があり、穂高稜線への登山には12本アイゼンとピッケルが必要になります。
気温は日中で11度、朝は6度くらいの状況です。


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にぎわう夏の上高地河童橋付近
旅行中は免疫力も高まり、肌の老化や生活習慣病の予防の効果も期待出来る



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