信州の紅葉情報


最高潮の涸沢カールのナナカマドとダケカンバの紅葉風景 2008/10/9撮影 

紅葉のしくみ 美しい紅葉の条件とは 日本の紅葉前線について
一般的には紅葉は、落葉樹が、気温の低下や霜などにより、越冬のための準備に入り、そのために根からの水分の吸収を絶つ事によりに始まります。

そのために葉に養分が行かなくなり、葉緑素の中にある緑色の色素クロロフィルが壊れ始め、葉から緑色が消えていきます。

この現象を離層(りそう)と呼びます。

根から養分が行かなくなる事により、今まで目立たなかったカロチノイドという黄色い色素が浮き出して見えるようになります。

これが黄色系の紅葉の形成の原理となります。

また一方、離層(りそう)する時に、葉の中に光合成で蓄えられた糖分が残り、アントシアニンという赤い色素が細胞内に広がると、赤色などの紅葉になります。

紅葉する木でもアントシアニンの足りない葉は、橙、黄、茶というように様々な色が形成されます。

美しい紅葉になるには、温度,光,湿度の三つの条件が必要となります。

1、温度は最低気温が10度以下になること。
2、昼夜の温度差が大きいほど良いとされます。
3、空気が澄んでいて、光が良く差し込み、葉が太陽の光を充分に受けられる事。

4、適度な降雨があり必要湿度が得られる事。

これらの環境条件が揃いますと美しく紅葉になります。

特に信州の山岳や高原での紅葉が美しいのは、これらの条件が満たされるからです。

しかし、最近は温暖化に寄る異常気象で、毎年変わる気象状況に紅葉も翻弄される事が予想され、

美しい信州の紅葉がいつまでも続くよう自然環境について学ぶことも必要でしょう

日本の紅葉前線は北海道の大雪山系の山々から始まります。

9月始めには色付き始め、次第に本州へも寒さの南下とともに紅葉前線が下って来ます。

本州においては3000m級の山々がいち早く9月の下旬頃から紅葉が始まり、次第に里へと駆け足で紅葉前線が舞い降りて来ます。


本州においては高山から始まった紅葉前線は10月中旬には高山は雪の世界となり、燃え尽きた紅葉は終わりを告げ、


里へと紅葉前線は伸び、11月下旬または12月上旬まで紅葉が見られる地域があります。

四季のはっきりした日本では、このように秋には紅葉が見られ、季節感を五感を通じて体感出来る事が出来ます。


高瀬ダムより高瀬湖を望む 2011/10/29撮影

 
なべくら高原茶屋池の紅葉が見頃に 2011/10/19撮影


松川渓谷奥山田温泉附近の紅葉風景 2011/10/14撮影 松川渓谷の紅葉ドライブの旅動画へ

[2011年紅葉状況]
(2011/10/31)
信州の紅葉はたいぶ里の方へも下りて来ております。標高の高いところは枯葉から落葉に移っております。標高1000m附近は見頃の終わり頃といえます。唐松の紅葉はこれからが本番となります。これからの信州は里のもみじやカエデ、銀杏、桂などの紅葉が色鮮やかになってゆくでしょう。

10月29日(土)高瀬渓谷へ紅葉の取材に行って来ました。葛温泉や七倉附近はまだ紅葉が残っておりましたが、高瀬ダムからの山岳の紅葉は終わり頃となっておりました。


七倉駐車場よりの紅葉風景 2011/10/29撮影

高瀬ダムへの途中の紅葉 2011/10/29撮影

(2011/10/19)
紅葉の見頃エリアが標高1000mくらいまで下がって来ました。今日10月19日、北信州のなべくら高原から関田峠まで紅葉の様子を取材に行って来ましたが、関田峠手前の茶屋池附近や巨木のブナが生い茂る鍋倉山などもいい色合いになって来ております。

この辺りは標高1000mから1300mくらいの標高ですので、大分下に下がって来ております。今週末頃は標高1000mから少し上の方がいい紅葉が見られそうです。

鍋倉山の紅葉風景 2011/10/19撮影

茶屋池の紅葉風景 2011/10/19撮影

(2011/10/13)
信州の紅葉は大分下の方へ下がって来ております。標高1300mから2000mくらいが見頃状況です。これからは高原がいい雰囲気の紅葉が見られる時期となって来ます。乗鞍高原や上高地、蓼科高原、戸隠、黒姫、斑尾高原、志賀高原など1500m附近の紅葉がいいでしょう。

今年の山岳紅葉は色合いがちょっと鈍かったようでした。夏場の気温か高く、水分不足になっていたのでは、紅葉の仕組みは、いろいろな要素がかみ合った時に、美しい紅葉を見せるのですが、細かい事に付いてはまだ解明されておりません。自然界のみ知るのみです。

南志賀公園線上部の紅葉 2011/10/12撮影

山田牧場付近の紅葉風景 2011/10/12撮影

(2011/10/07)
今年の紅葉は今のところ標高2300m以上の高山では色の鮮明さが鈍いです。いろいろな原因によると思いますが、葉に鮮やかな色合いが付かない、枯れているような色あいやどす黒いがのが多く見受けられます。それより標高の低い2300m以下の地点の紅葉はそれなりの雰囲気のある色合いを出しております。

標高の高いところは夏場も不順な天候がつづいていたことによるものかも知れません。
これから紅葉は徐々に下りて来ます。紅葉のための条件がどれくらい整っているかは、木々の紅葉の現象で判断するしかありません。これから連休が始まりますが標高2000m附近から1500mくらいのところが見頃状態と言えそうです。


(2011/10/05)
天候が回復した10月4日、松川渓谷から志賀高原、そして横手、渋峠をこえて白根山まで紅葉の取材で走って来ました。松川渓谷は八滝、雷滝、五色温泉、七味温泉などはまだ色付きが薄く、紅葉までになっておりません。もう少し紅葉までには時間がかかりそうです。志賀高原の一沼や熊の湯、横手あたりは大分色付き、5,6分程度まで紅葉が進んで来ております。このまま冷え込みが続けばあと2,3日で見頃となりそうな気配です。

白根山は10月3日には初冠雪があり日影部分にはまだ雪が残っておりました。紅葉は全体的には6分程度で、連休頃がいい時期になりそうです。初雪の後だけに風は少々冷たい感じを受けました。


志賀高原一沼の紅葉

白根山の紅葉

(2011/10/03)
北信州の標高2000以上の高山では10月2日から冷え込み10月3日朝には志賀高原の山頂部や妙高山、火打、北アルプスなど高山地帯は初雪となりました。これにより2000m附近は紅葉が一気に高まり、色合いに鮮やかさが入って来ました。

標高2000mから2300mくらいの地点では2,3日で見頃時期となりそうな様子です。
3日の朝は標高2300m以上では氷点下を記録しております。

(2011/9/30)
9月29日、好天の中、千畳敷カールへ紅葉状況の取材に出かけて来ました。今年の紅葉の色付き具合はまだ遅く、目立つような色合いを見せておりません。全体的にも山岳紅葉の色合いの鮮やかさが鈍い感じと見受けられました。

今年はまだ気温の低下が遅く、紅葉するための条件が整って来ていない現象が起きているようです。
今後気温の低下により鮮やかさも増して来るとは思われます。

少し気になるのは、今年は今回の取材等で感じた事ですが、木々に枯れた葉が目に付きます。そのためカール全体の色合いに鮮やかさが欠けて来ていると思われます。

高山と亜高山帯、山地帯など標高やその地形、降水量や気温の推移などいろいろな現象の組み合わせにより、紅葉の具合が変化して来ます。今年は何処まで条件が揃っているかは、自然界のみが知るのみです。


千畳敷カール サギダルの頭と紅葉 2011/9/29撮影

千畳敷カール 乗越浄土方面と紅葉 2011/9/29撮影

(2011/9/25)
松川渓谷上部の紅葉状況と標高2075m志賀高原笠岳周辺の紅葉状況の取材に出かけて来ました。今日9月25日現在では笠岳山頂付近のダケカンバが多少色変わりが始めて来た感はありますが、まだ顕著の状況ではありませんでした。また紅葉の人気度の高い一沼周辺でも、色変わりはまだほんのはしりと見受けられました。今年は今の状況から見て、紅葉は少し遅めの感があります。

9月も半ば頃は残暑もまだ強く、色変わりが始まる気温の低下が来ておりません、台風15号が来ていた時期は多少気温の低下が見られましたが、台風一過後はまた気温が上がり、9月の後半にしては暑い日と成っております。このような傾向がまだ続けば色合いが変わる条件が整いません。よって紅葉の始まりも遅めと成っている2011年の秋といえます。

今後の適度な降雨と気温の低下が必要と成って来るでしょう。

志賀・笠岳(2075m)山頂部の紅葉状況 2011/9/25撮影

志賀・一沼の紅葉状況 2011/9/25撮影

(2011/9/23)
台風15号は日本列島を縦断し、大きな爪痕を残して、北上してゆきました。

台風一過の23日は信州は全体的に穏やかな台風一過日和りとなりました。この台風によりこのところ気温も低めと成り、この台風一過を境に秋が一気に訪れそうな雰囲気となってきております。

標高2600m附近の涸沢カール上部や千畳敷カール上部の高山では草紅葉も始まり、これからいよいよ紅葉シーズンに入って来ました。今年は夏に暑い日が多く、9月には雨も多かったので紅葉には条件が揃っている年といえます。

あとは気温の低下傾向がカギとなるでしょう。


(2011/9/16)
信州は9月の半ばに入って来ているとは思えない暑い日が続いております。何か気候が狂ったかのように思えます。
高原は朝晩は秋の気配が漂い、すすきもしっかり穂を伸ばし、秋の風景をしてきております。

しかしこの暑い初秋は、今後の気温と天候が気になります。高い山は秋の訪れが早いのですが、今年は紅葉の時期がどうなるか、
くわしい情報が入り次第お伝えして行きます。
過去の紅葉情報
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山岳紅葉の千畳敷カール

高原紅葉の志賀高原一沼の紅葉

里山紅葉の秋山郷の紅葉風景

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉

信州の人気の紅葉スポット
2011年11月03日現在

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
コメント
千畳敷カール

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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涸沢カール

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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上高地

乗鞍高原
青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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畳平
青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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立山・黒部
青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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紅葉は下に移り始めています

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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栂池自然園

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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白馬八方池

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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志賀高原

白根山
青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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松川渓谷

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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鬼無里奥裾花

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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秋山郷

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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戸隠高原

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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黒姫高原

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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斑尾高原
見頃に

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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飯綱高原
見頃に

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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湯ノ丸、高峰高原
見頃に

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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白駒池
見頃の終わりに

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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蓼科高原
見頃に

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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美ケ原高原
見頃の終わりに

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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霧ヶ峰、車山

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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開田高原

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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柿其渓谷

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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阿寺渓谷

青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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木曽谷


青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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伊那谷

天竜峡
青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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青葉
色付始め
見頃
枯葉
落葉
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