千畳敷カールの紅葉


紺碧の青空にそびえ、冬の前の一瞬の輝きを見せる千畳敷カール 2008/10/2撮影 千畳敷カールの紅葉 動画へ
秋の千畳敷カールは一瞬の輝きの素晴らしい紅葉を見せ、命をつなぐために長い冬の眠りに入る支度を着々と始めている感じでした。
夏に見事な花々を咲かせた高山植物たちも今はすっかり色褪せ、厳しい冬への身仕度を済ませようとしていました。

標高2600mの世界は自然の驚異と人を寄せ付けない厳しさがあります。その世界も夏の季節と秋の一瞬の輝きはやさしく微笑み、我々を受け入れてくれます。



見頃を迎えた千畳敷カールの紅葉風景 2010/10/01撮影


いい色合いになって来た千畳敷カールの紅葉風景 2010/10/01撮影
 
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2011年 千畳敷カール秋の紅葉情報
(2011/10/04情報)
千畳敷カールは10月2日から10月3日未明にかけて寒気が入り込み、気温が急激に下がり、初雪が降りました。気温の低下により一部色合いを増した木々も見られます。
4日の朝の気温はマイナス1,9度まで下がっております。
カール内の紅葉は全体的には鮮やかさは弱い状況です。

しらび平からロープウェイ下の紅葉はいい雰囲気になって来ております。
2600mの千畳敷カールはこれから徐々に下の方へ紅葉が移って来る様相となっております。
なおこのところ気温が急激に下がって来ておりますので、お出かけには寒さ対策も忘れずに。



(2011/9/30情報)
9月29日、好天の中千畳敷カールへ紅葉状況の取材に出かけて来ました。今年の紅葉の色付き具合はまだ遅く、目立つような色合いを見せておりません。全体的にも山岳紅葉の色合いの鮮やかさが鈍い感じと見受けられました。

今年はまだ気温の低下が遅く、紅葉するための条件が整って来ていない現象が起きているようです。
今後気温の低下により鮮やかさも増して来るとは思われます。

少し気になるのは、今年は今回の取材等で感じた事ですが、枯れた木々が目に付きます。そのためカール全体の色合いに鮮やかさが欠けて来ていると思われます。

高山と亜高山帯、山地帯など標高やその地形、降水量や気温の推移などいろいろな現象の組み合わせにより、紅葉の具合が変化して来ます。今年はどの地域が紅葉が素晴らしいかは、自然界のみが知るのみです。

 サギダルの頭と紅葉 2011/9/29撮影

 乗越浄土方面と紅葉 2011/9/29撮影


2010年 千畳敷カール秋の紅葉情報
(2010年10月01日情報)
千畳敷カールはまだ色合いは薄めですが、見頃を迎えて来ました。10月01日、天候が回復するとの天気予報を聞き、取材に出かけました。

色合いは全体的にまだ薄めですが、山岳紅葉の見応えが出て来ました。ナナカマドなど赤系の色合いが薄く、冷え込みが足らなかったような感じです。一部には夏の高温と雨が少なかったのが災いして枯れているナナカマドも見受けられました。

それでも全体的には昨年より1週間ほど遅めですが、見頃状態となってきました。
山岳紅葉は期間が短いので、これから1週間くらいがいい時期と思います。

(2010年9月27日情報)
千畳敷カールは26日朝にこの秋始めてマイナス0,2度を記録し、剣ヶ池にも氷が張りました。このところの冷え込みで、紅葉も進み始めております。

9月の前半は高温傾向で推移してきましたが、ここに来て気温も下がり始め、秋本番の季節が訪れ始めております。

木曽駒ヶ岳方面へ登山される方は、充分な装備の上、お出かけ下さい。山頂付近は風も強く、気温もカール内より低くなりますので、充分認識して行動して下さい。


(2010年9月25日情報)
千畳敷カールは24日夜半には最低気温が0,9度まで下がり、この秋一番の冷え込みとなりました。草紅葉からナナカマドやダケカンバの木々も色付き始め、これからは日増しに色合いを濃くして来るでしょう。

見頃の予想は難しいところですが、今月の終わり頃からはいい雰囲気になってくると予想されます。今後の気温と降雨に注目するところです。


(2010年9月23日情報)
千畳敷カールは紅葉モードに入って来た様子が伺えるようになってきました。草紅葉は真っ盛りで、チングルマやシナノオトギリ、リンドウ、などすっかり赤みを増して来ました。

ナナカマドやダケカンバなどの木々も一部色変わりを始めて下ります。

このところ朝の最低気温は5度から10度位と言ったところですが、今週末には一気に冷え込みが来るとの予報ですので、寒さが来れば一気に紅葉は始まって来ると予想されます。

見頃の予想は難しいところですが、昨年よりは確実に遅いです。上の写真は昨年9月26日に撮影したものですが、今年はこの様子ではこれより遅くなるのは確実と思われます。


(2010年9月20日情報)
千畳敷カールは草紅葉が本格化して来ました。9月20日の朝の気温は7,3度で、冷え込みも徐々に強くなって来ております。

また今週後半から信州は気温がグーンと下がる予報が出ており、ナナカマドやダケカンバの紅葉も一気に進んで来ると思われます。

しかし今年は9月の前半の気温が高めに推移したため、見頃の時期は昨年よりは多少遅めになるのではないかと予想されます。

(2010年9月15日情報)
千畳敷カールでは15日早朝、最低気温が4,5度を記録し、この秋一番の最低気温を記録しました。これからは日増しに寒さを増し、草紅葉から木々の紅葉も色付きを早めてくる事が予想されます。

高山でも9月の前半は昨年に比べて平均気温は高い傾向あります。昨年よりはいくぶん遅めの紅葉となる事が予想されます。

紅葉の推移は今後の気温の低下と降雨による事が大きいでしょう。

(2010年9月12日情報)
夏を飾った花たちも色あせ、一部草紅葉となり始め、冬の準備に入っております。これから千畳敷カールは秋の装いと変わり始めております。

千畳敷カールは9月12日、朝6時の気温は12,4度となっております。気温が10度を下回ると紅葉が始まると云われております。

千畳敷カールはもう少し先には紅葉が始まると思われます。いつもの年では9月の終わり頃が見頃と云われております。今年は暑い夏でしたので、また9月も全国的には気温が高いままで推移しております。

今後の降雨と気温に注目するところです。


にぎわいを見せるしらび平駅

紅葉がはじまった山腹を行くロープウェイ
駒ヶ岳ロープウェイ乗り場しらび平駅は土曜日の為か2時間待ちでした。日曜日はもっと込むと予想されます。
整理券を発行していますので千畳敷カールに付いたら帰りのロープウェイの整理券をもらっておいて(帰りも2時間待ちでした)、その間に千畳敷カールの散策を楽しみましょう。

しらび平駅(1661.5m)から千畳敷駅(2611.5m)までの高低差(950m日本最高)を約8分で登ってしまう駒ヶ岳ロープウェイは眼下には伊那谷の渓谷が望める。


ロープウェイよりの風景

ロープウェイより岩の紅葉も目の前に



賑わう千畳敷駅広場前

標高2661mの千畳敷駅前広場からは、目の前に立ちはだかる宝剣岳やサギダルの頭が一望出来、

勇壮な山岳風景を見る事が出来ます。

9月下旬には初雪も来る事があります。


駒ヶ岳神社と宝剣岳

極楽坂方面の紅葉



紅葉のカール内よりサギダルの頭を望む


色付くナナカナド

カール内を散策する人々


カール内より南アルプスを望む


八丁坂付近より乗越浄土方向を望む


ナナカナドと前岳

駒ヶ岳神社前で休憩をとる人々


美しい色合いを見せるカール内の風景


紅葉に染まる千畳敷カールと山並みの風景

千畳敷カールから木曽駒ヶ岳へ

標高2956mの木曽駒ヶ岳へは、千畳敷カール内の八丁坂より乗越浄土経由で、約2時間程で容易に行ける事が出来ます。そのため人気の登山コースとしてにぎわいを集めております。千畳敷カールの紅葉を堪能しながらの駒ヶ岳登山は、ダイナミックな山岳風景と高山登山のスリルを味わう事が出来ます。
(駒ヶ岳登山の際には充分な登山装備の上、お出かけ下さい)


八丁坂の道標
千畳敷カール内の八丁坂よりのアプローチとなります。

乗越浄土までは岩場の急坂の不安定な登山道ですので、靴等はしっかりしたトレッキングシューズか登山靴で。



紅葉の八丁坂上部全景を望む


八丁坂よりの登山道を行く

途中に見られるオットセイ岩


乗越浄土を望みながら後半の登りを行く

乗越浄土に到着


乗越浄土より標高2826mの木曽駒ヶ岳中岳を望む


乗越浄土より宝剣岳を望む

乗越浄土より宝剣山荘方面を望む


木曽駒ヶ岳中岳へ向かう途中、振り返り宝剣岳を撮る


木曽駒ヶ岳中岳に向かう

木曽駒ヶ岳中岳山頂の駒ヶ岳神社の祠


木曽駒ヶ岳中岳山頂より木曽駒ヶ岳本峰全景を望む


本峰への序盤の登りを行く

本峰への最後の登りを行く


木曽駒ヶ岳山頂指標

木曽駒ヶ岳山頂の駒ヶ岳神社


木曽駒ヶ岳山頂にてくつろぐ人達
駒ヶ岳という名の付く山は全国で17程ありますが、木曽駒ヶ岳は甲斐駒ヶ岳の標高2967mに次いで2番目に高い山として人気を集めております。

深田久弥の日本百名山の一つとしても選ばれております。

山頂からは御岳山や中央アルプスの名山が望めます。


山頂より


山頂より中央アルプスの峰々を望む

木曽駒ヶ岳への登山を楽しみ、再び千畳敷カールへと戻る。

八丁坂を下る途中、カール内の紅葉風景が目に飛び込み、秋の日の充実した1日を心と身体で感じられました。

ー記・写真 山田 輝ー

ガスが上がり始める紅葉のカール内


紅葉の中を下るロープウェイ

秋の紅葉は高山から始まり、順次里へと降りてゆく。

特に千畳敷カール内の紅葉は標高の高さからいち早く始まり、ロープウェイにて簡単に高所に行けるため、

ダイナミックな山岳の風景と紅葉が楽しめる。

また宝剣岳や木曽駒ヶ岳への登山も日帰りが可能なため、人気を得ております。

千畳敷カール紅葉の写真集




アクセス
[車]中央自動車道駒ヶ根ICから駒ヶ根高原(早太郎温泉郷)菅の台バスセンター駐車場へ、路線バスにて約40分(往復1600円)しらび平へ
[電車]JR飯田線駒ヶ根駅下車、路線バスにて約50分(往復2000円)しらび平へ
※千畳敷カールへは駒ヶ根高原より先は一般車は乗り入れる事は出来ませんので、駒ヶ根高原(早太郎温泉郷)菅の台バスセンター駐車場に車を止め(1日400円)、しらび平まで路線バスを利用します。(7時〜16時、夏や混雑時は始発6時や臨時便もでますお問合せを。) しらび平駅より千畳敷駅までは、駒ヶ岳ロープウェイ(往復2200円)にて行きます。
(注)掲載料金は取材時の料金のため、お出かけの際には現地の方へお問い合わせ下さい。
お問い合せ
花の見頃、バスの運行時間等、季節によって違いますので、お問合せの上お出かけ下さい。
長野県駒ヶ根市
駒ヶ根市商工観光課TEL0265-83-2111・伊那バスTEL0265-83-4115



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