大雪渓から白馬岳へ


白馬鑓ヶ岳より杓子、白馬岳を望む
標高2932mの白馬岳は北アルプス後立山連峰北部に位置して、白馬鑓ガ岳、杓子岳の白馬三山の盟主であり、その姿は美しく多くのアルピニストを魅了して来ました。

特に夏山登山で人気の高い白馬大雪渓のルート登山は、自然のダイナミックさと、周辺の高山植物のお花畑の華やかさがプラスされて、訪れる人達を山岳のとりこにしてしまう。

白馬岳は日本海から吹きつける季節風とそれによる豪雪により、東面は切れ落ちたような急斜面、西面は穏やかな傾斜の非対称山稜になっています。それらのいろいろな要素により、複雑な地形や地質を有しており、そのようなことから高山植物の種類は日本屈指の多さを誇っています。


コースと所要時間
猿倉-(1時間20分)-白馬尻(これより大雪渓へ)-(2時間10分)-大雪渓終点地点-(50分)-葱平-(1時間30分)-頂上宿舎-(25分)-白馬山荘ー(15分)-白馬岳山頂(計6時間30分)
2日目は
・杓子岳から白馬鑓ガ岳、白馬鑓温泉、猿倉ルートと(白馬鑓温泉でもう1泊してもgood)
・白馬大池経由、白馬乗鞍岳、栂池ルートなど
健脚向きには2日目は杓子岳から白馬鑓ガ岳、唐松岳、八方に下るルートも。

2014年 白馬大雪渓情報
[2014年7月16日情報]
白馬大雪渓は夏山シーズンを迎え、これから多くの登山者の入山が見込まれます。残雪は例年並みにあります。落石も普段なりにありますので、特に上部の行動は慎重な対応が必要となって来ます。

赤いベンガラのマーキング上の歩行を。ガスが出ている時は迷いやすいので、特に注意が必要です。
夏の花たちも賑やかさを増して来ております。山頂部ではウルップソウ、ハクサンイチゲ、クモマグサなどが見られます。

小雪渓は今の時期は特に危険です。6本爪以上のアイゼンが必要です。特に下山の場合は慎重にも慎重に。
天候を見ながらの行動が必要です。
鑓温泉は7月15日より営業を始めました。

2013年 白馬大雪渓情報
[2013年7月22日情報]
白馬大雪渓は夏山シーズンを迎え、多くの登山者が入山しております。4月末雪崩の事故で、死傷者がでましたが、その後は雪解けも進み、大きな崩落や雪崩は落ち着いておるようです。

今年は梅雨明けも早く、夏の登山シーズンが開幕し、訪れる人達も早めの行動となっております。残雪は例年並みにあります。落石も普段なりにありますので、特に上部の行動は慎重な対応が必要となって来ます。

赤いベンガラのマーキング上の歩行を心がけましょう。
夏の花たちも賑やかさを増して来ております。天候を見ながらの行動が必要かと。

[2013年5月27日情報]
北アルプス白馬連峰の山開き「第48回貞逸祭」が5月26日、白馬村の白馬大雪渓にて行われました。
白馬山案内人組合のガイドにより、記念トレッキングに参加した200余名の人達が好天の中、大雪渓までのトレッキングを楽しみました。


2012年 白馬大雪渓情報
[2012年7月02日情報]
5月末に開催された白馬連峰開山祭で見受けられた多く残る残雪も、徐々に溶けはじめています。
山上部における小屋周辺などでは、ルートがわかりやすいようベニガラなどでマーキングされ始めています。 しかし、強い雨等で消えることもあったり、溶ける雪により日々ルートも変わります。

梅雨時期の行動には、注意を払い行動しましょう。


7/2現在、白馬鑓温泉ルート(猿倉〜鑓温泉〜稜線ルート)の残雪が多く整備ができない状態にあり歩行が困難な為、「通行止め」となっています。
7月初旬に このルートで登山を計画されている方は、ルートの変更をお願い致します。尚、長野県山岳遭難防止対策協会が 7月6日頃再度ルートを確認し通行止めの解除を検討する予定です。

[2012年5月27日情報]
北アルプス白馬連峰の山開き「第46回貞逸祭」が5月26日、白馬村の白馬大雪渓にて行われた。
白馬山案内人組合のガイドにより、記念トレッキングに参加した200名の人達が好天の中、大雪渓までのトレッキングを楽しんだ。

標高1600m付近の大雪渓下部の積雪は平年並みですが、標高2300m以上の高所は例年より積雪は多めとの事ですので、充分に注意をして登山をして下さいとの山案内人のコメントがありました。


2010年白馬大雪渓情報
[2010年8月07日情報]
8月4日より信州の旅.comの取材チームが大雪渓から入り、白馬岳、小蓮華山、白馬大池、白馬乗鞍岳、栂池へと取材に入りました。

大雪渓は上部の落石が多く、葱平からの手前からの直登ルートは立ち入りが禁止され、横へのトラバースが方向指示されております、大雪渓終点からは細かな登りのジグザグ登行となります。登山道が狭いため、ゆっくり慎重に行く事が必要です。小雪渓は通過しませんのでその心配はありません。

葱平からお花畑は今が見頃と色とりどりの高山植物が咲き誇っております。

白馬岳から小蓮華山、白馬大池、栂池間は残雪はほとんど消えております。一部白馬乗鞍岳の山頂附近には雪渓が約60mに渡り残っております。


上部の落石状況 2010/8/04撮影

途中より横えトラバースして陸地へ 
2010/8/04撮影

[2010年7月13日情報]
白馬大雪渓は猿倉から白馬尻までの登山道はほとんど雪が消えており問題なく通行出来ます。
白馬尻からの大雪渓は通年のコースが指示されており、赤のマーキングが示されております。残雪は多めの状態で、葱平からお花畑周辺はまだ残雪に覆われている状況です。

小雪渓も残雪が多く、急斜面な状況ですが、ステップが切ってあり、慎重な行動をすれば問題はありません。もし不安が残る場合は軽アイゼン等装着すると良いでしょう。

大雪渓上は落石の音は絶えずありますので、注意が必要です。クレパス等は見受けられません。
このところ雨降りが続き、雪面が固く滑り易いので注意が必要です。

稜線上は大分雪解けが進み、ウルップソウやハクサンイチゲ、ツクモグサなどが咲いて来ております。
白馬岳から白馬大池方面への登山道は小蓮華山付近には残雪があります。また白馬大池周辺にも残雪があり、白馬乗鞍岳もまだ多くの残雪がありますので、下山は特に注意が必要です。

鑓温泉方面の大出原はまだ残雪が多く、道に迷い易い状況ですので慎重な行動が必要です。鑓温泉小屋は7月13日より営業体制に入りました。



[2010年6月20日情報]
白馬猿倉荘は5月22日より営業が始まっております。白馬山荘は4月29日より営業がはじまっております。白馬頂上宿舎は6月19日より、天狗山荘は6月26日より営業を開始予定です。山頂付近は残雪が今年は多く、天狗山荘等は小屋開けの除雪が遅れ気味の状態です。

除雪作業は6/12現在、猿倉から御殿場まで除雪作業がすんでおります。御殿場から白馬尻までの間は一部木道が出ているところはありますが、まだ全体的には雪道の状況です。長走沢の橋はかかっています。

御殿場から少し行くと追上沢がありますが、仮設の橋が復旧しています。
大雪渓には紅がらがまかれました。あくまでも目安のものですので十分落石には注意して下さい。

大雪渓上部、葱平は雪に埋まっておりまだほとんど出ていません。葱平及び小雪渓は急斜面になっていますので滑落に注意して下さい。

お花畑付近もまだまだ雪におおわれています。
この付近も視界が悪いと迷いやすいので慎重に行動して下さい。
小雪渓はステップが切られています。

大雪渓の雪質ですが、日中はザラメですが朝晩は硬いのでアイゼンもちろん必要です。スプーンカットはまだ出来ていません。山スキーはまだまだ楽しめれそうですが、クレパスがところどころでています。

稜線上も残雪が多く、踏み抜き等には充分注意が必要です。大出原から白馬鑓温泉への下りにはまだかなりの残雪があります。白馬鑓温泉の営業開始は7月3日頃に予定されているようですが、残雪が多く、若干遅れ気味です。

(白馬振興公社より一部情報提供)


2009年大雪渓情報
[2009年6月26日情報]
白馬大雪渓は昨年8月後半に大雨による崩落がありましたが、その後迂回ルートが新設され、登り、下りとも支障がなくなり復旧しております。2009年におきましても今のところ大きな問題等は発生しておらず、通常に歩行が出来ます。

残雪に関しましては猿倉から白馬尻まではほとんど雪は消えており、危険箇所はありません。大雪渓は雪の量は比較的少なめです。お花畑から白馬山荘間はまだ残雪はところどころあります。

小雪渓にはステップが切ってあり、歩行し易い様に手が入っております。
梅雨には入っておりますが、雨は少なめで、大雪渓は落石も多少ありますが、大きな落石等はありません。クレパスも今はまで見受けられません。

山頂エリアの稜線の残雪はまだところどころ残っております。天狗山荘は6月20日より営業に入っております。
鑓温泉小屋は7月12日頃よりオープンとなる予定です。鑓温泉へのルートの大出原附近はまだ残雪が多く、おすすめは出来ません。

山頂エリアではツクモグサが満開状態でウルップソウ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイなどが咲き始めの状況です。これから日に日に高山植物たちも華やかに咲いて来る季節に入りました。

白馬岳登頂大雪渓ルートは猿倉からスタートする、猿倉周辺は標高1200m程で植物の垂直分布でいう山地帯に属し、ブナやミズナラなどの林が主体、登山道は村営猿倉荘の左側を進んでからジグザグに登る。

猿倉荘


白馬尻への登山道を行く
小さなカーブをくり返すと、白馬鑓温泉への登山道入り口が見え、それを見送る。しばらく進むと前方に小蓮華山から白馬岳の稜線が望める。長走沢を渡り、しばらく行くと、林道終点の御殿場に着く。そこから沢ずたいに登山道になる、小さな沢を2つ程渡ると、展望が開けて来て、敷きつめた岩場を登り切ると白馬尻に到着。


白馬尻に到着

白馬尻よりの道標


白馬尻展望広場よりの大雪渓風景

いよいよこれから大雪渓に、白馬尻から左手の登山道をしばらく行くと、大雪渓の取り付き部分に出る、目印にケルンがあるのでここでアイゼンを装着します。取り付いてからは雪渓のほぼ中央部を登る。雪渓には赤いコース指示印が付いているのでそれに沿って登ると、コースの中では一番の安心コースと言えます。

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白馬大雪渓写真集
白馬岳山頂写真集

大雪渓取り付き付近


いざ出発!大雪渓のダイナミックなコースを


中盤の急斜面をゆく

足場を確保して一歩一歩

大雪渓取り口付近からしばらく登るとやや平坦な場所にでる。左側の三合雪渓と合流し雪渓のもっとも広い場所に出る。この当たりは天候の悪い時は視界が極端に悪くなり、三合雪渓や上部の四合雪渓などに迷い込みやすいので、常にトレースを確認しながら歩くといいでしょう。また落石には常に注意が必要。四合雪渓を過ぎると傾斜はさらにきつくなる、しばらく緊張の登山が続く。


中盤の急斜面を登りきると視界が開け大パノラマを満喫


終盤の露出した岩陵地帯で一息付く登山者

岩陵地帯をあとに


大雪渓最後の頑張りどころ

無事に大雪渓をクリア


次々に大雪渓をクリアして上がってくる人達

大雪渓を登り終え一息入れる人達

四角い材木を並べた階段状の場所を過ぎて岩稜をジグザグに登りはじめると、お花畑の広がる葱平(ねぶかっぴら)に着く。葱平を登り切ると、小雪渓の取り付き部分に出る。かなり急な斜面をトラバースすることになるが、ステップが切ってあるので慎重に渡れば問題はない。(雪解けが早い年は下部は雪がなく岩場を通過出来る)自身がない場合はアイゼンを装着した方が良いでしょう。小雪渓を過ぎた所に、避難小屋がある、それを過ぎると傾斜はやや緩くなり、道幅も広くなる。ほどなくしてこのコースのもっとも人気のある、お花畑に着く、この当たりは植物分布でいうと高山帯(標高2500m以上)に属し、高い樹木はなくなり、低い潅木やハイマツ、高山性の植物が大群落を作る。この辺は数多くの花が大群落をつくり、すばらしいお花畑が広がっている。


小雪渓に向かうジグザグの道

雪渓のない小雪渓付近を行く人達


ハクサンフウロの群落
・葱平(ねぶかっぴら)のお花畑
大雪渓を登りきりジグザグの道を少し行くと葱平(ねぶかっぴら)のお花畑に着く。

葱平のお花畑にはは雪解けと共にチングルマ、シラネアオイ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンフウロ、タカネツメクサ、ハクサンイチゲ、チシマギキョウ、タカネシオガマ、ハクサンチドリ、ウサギギク、クルマユリ、タカネナデシコ、ミヤマアケボノソウ、イブキジャコウソウ、クロクモソウ、など多くの高山植物を見る事が出来ます。
記・写真 山田 輝


葱平(ねぶかっぴら)からの勇壮な天狗菱


避難小屋で一息入れる人達

たどりついた村営頂上宿舎

お花畑を過ぎて、沢沿いの急斜面を登り切るとそこに村営頂上宿舎に着く、主稜線へは左折して斜に登った方が、遠回りになるが雪渓脇を直登するよりは歩きやすく、楽です。除じょにきつくなる傾斜を登り、白馬山荘の間を抜けると白馬岳山頂に着く。


山頂からの杓子、白馬鑓ヶ岳

白馬山荘


白馬山荘前の雲上のテラス

白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉〜猿倉へ



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・2008年 大雪渓 秋の情報
(2008/9/3情報)
白馬大雪渓は8月19日の崩落事故以降、通行止めとなっておりましたが、地盤も安定されているとの判断で9月3日より通行止めが解除されました。
これから徐々に山々は秋の美しい紅葉の季節に入って来ます。天候を考慮に入れ秋の山を楽しんで下さい。

・2008年 大雪渓 夏の情報
(2008/8/20情報)
白馬大雪渓で崩落事故がおきました。今回の崩落事故は大雨による土石の崩落と見られる。8月20日朝より大雪渓は通行止めの状態となっております。

(2008/8/7情報)
大雪渓は7月29日より秋ルートとなっております。今は落ち着いた状況が続いております。鑓温泉から猿倉のルートでは一部落石が見られるところがありますが、注意をしながら歩行して下さい。山頂周辺では今高山植物がいい季節を迎えており、ハクサンイチゲやシナノキンバイ、タテヤマウツボグサ、ハクサンフウロなどが色鮮やかにお花畑を作り、登山道脇や岩場周辺で群落を作っております。山頂付近ではウルップソウは終わっておりますが、天狗山荘付近は見頃となっております。これからは天気も夏の安定期に入りますので、登山には最適の季節に入って来たと言えます。信州の旅.comでも取材班は8月4日より栂池から白馬乗鞍岳、白馬大池、小蓮崋山、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、天狗尾根から天狗の大下り、不帰3峰、唐松岳と取材に入っております。途中の情報としても高山植物の素晴らしさが伝わって来ております。

(2008/8/2情報)
7月27日に発生した雷雨や落雷により山頂付近におりました登山者は被害に遭った人がおりましたが、その後は大気も安定し、落雷や雷雨はなくなりました。今後は太平洋側の高気圧が張り出し、夏の天候が予想されますので比較的安定期の夏山が予想されます。しかし3000m付近の高山ですので、備えは万全に。

(2008/7/30情報)
この夏の日本列島は梅雨明け後も、北からの冷たい気流が流れ込み、暖気と寒気がぶつかり、不安定な気流となっており、雷雨や落雷が多く発生しております。7月27日にも三国境から白馬岳に向かう途中、多くの人達が雷雨と落雷に巻き込まれた情報が入っております。避難小屋に避難し、幸い死者は出ておりませんが、一つ間違えば、惨事になりますので、早出、早着を心がけ、注意して登山して下さい。

(2008/6/30情報)
白馬大雪渓は今のところは昨年のルートと大きく変わっておらず、赤のマーキングルートが指示されております。全般的には雪は少なめの状況です。今年の梅雨は今のところ降雨が少ないので、落石もそれほど多くありませんが、今後の降雨によっては状況が変化する事はあります。
山頂の稜線は杓子岳の巻き道には残雪がありますが、それ以外の稜線は雪解けが進んでおります。鑓温泉の開業予定は7月12日頃の予定ですので、稜線分岐から鑓温泉に向かう大出原付近は残雪も多く、鑓温泉の開業前の行動は無理のない計画が必要です。
天狗山荘は6月28日開業いたしましたので、唐松岳方面へはルートは確保出来ております。ただしキレット付近の低いところは残雪もあります。
山頂付近では今、ハクサンイチゲやウルップソウ、オヤマノエンドウ、ツクモグサ、シナノキンバイが咲いて来ております。
梅雨明けにはもうしばらくかかりそうですので、その期間での行動は充分注意をして行動して下さい。

・2007年 大雪渓 夏の情報
(2007/7/3情報)
今年は例年に比べて、全国的には非常に少雪の年でしたが、標高2000m以上の高山帯はそれなりに積雪を確保しており、また4月、5月の低温時期があったため雪解けも遅れ、例年並みの状況となっおります。大雪渓も通年の状況となっております。ルートは大きな変更はなく、通年のルートが確保されております。特に危険個所はありません。猿倉から白馬尻までは残雪はありませんが、大雪渓を通過後は残雪は多く、小雪渓もしっかり雪渓になっております。しかしステップが切ってありますので問題なく通過出来ます。白馬山荘付近から稜線は雪は消えております。雪の消えた稜線付近や大雪渓から山荘までのお花畑ではシナノキンバイ、キンポウゲ、ツクモグサ、ウルップソウ、(まだ小さめ)ミヤマキンポウゲなどが咲き始めております。これからはツクモグサが日増しに見頃となるでしょう。山荘付近では朝方は6度近くまで下がり、日中は9度くらいの温度です。稜線の登山道も雪は消えておりまた危険個所もほとんどありません。ただし白馬鑓ヶ岳から鑓温泉までは現在は通行をストップしてあります。

・2006年 大雪渓 夏の情報
(6月2日情報)
5月27日に夏山シーズンを告げる、白馬岳の開山祭、第40回「貞逸祭」が行われ、約150人の参加者がアイゼンを付けて猿倉を出発していきました。今年の大雪渓は例年に比べ2〜3mほど多く、白馬尻でもまだ8mの積雪があり、白馬尻の小屋明けも若干遅れそうとの事。昨年8月に起きた大雪渓上部の土砂崩落の個所は現在は落ち着いた状態で、大雪渓は当面歩行可能と判断しております。

・2005年 大雪渓初夏の情報
(7月15日情報)
今年の大雪渓は雪が例年に比べて多く、大雪渓の終着以後の登山ルートも雪に覆われていてアイゼンもまだ必要。落石は通常通りあり、慎重な登山が必要、登っている間中落石の音は常に聞こえ緊張感が身体を走ります、クレパスも一部に見られ、コースを外れないように、今年のルートは中心部になっております。そのため平坦部が少なく常に登りの状態が続きます。花の咲具合は去年は10日〜2週間ほど早かったですが今年は例年通りで今はミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロなどが咲き始めその他の夏花もこれから最盛期を迎えます。


シラネアオイ


ハクサンチドリ


シナノキンバイ


クルマユリ


ミヤマキンバイ

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