菅平高原


爽やかな菅平高原でサッカーに汗を流す少年たち


菅平高原より根子岳・四阿山を望む 根子岳登山花旅の動画へ
標高1500mの高原にある菅平高原は夏のラグビー合宿で有名。南北6km、東西4kmの高原ではサッカー 陸上競技 テニスやゴルフその他いろいろな種目の合宿も盛んに行われる。

菅平高原はスイスのダボス町と姉妹提携を結んでおり、記念にダボスの丘に塔が建てられている。

また標高2207mの根子岳や標高2354mの四阿山はトレッキングや登山の名所として人気を集めている。

とくに四阿山は深田久弥の「日本100名山」に選ばれており、シーズンには多くの人達でにぎわう。



・根子岳・四阿山トレッキング(全行程約6時間)
菅平牧場入口登山道-(2時間)-根子岳山頂-(1時間50分)-四阿山山頂-(1時間50分)-菅平牧場

・ラグビー・サッカーの菅平
随所にラグビー場やサッカー場が見られ、多くの若者が必死にボールを追っている姿がすがすがしい。

ラグビーの菅平、発祥秘話
昭和5年に菅平ホテルが竣工し、そのホテルのオーナー上田温泉電軌は菅平に夏の宿泊型観光産業の発展が必要と考え、考えを巡らせておりました。

その当時菅平ホテルの専務をしておりました柳沢健太郎氏は、一橋大の同級生に法政大学のラグビーの部長をしている人がおり、その法政大学のラグビー部が戸倉上山田温泉で合宿をはっているとの事で、早速出かけ菅平での合宿の誘致に乗り出しました。

定住の合宿地を探していた法政側も昭和6年の春、視察に訪れました。
部長は合宿には適地と判断をしましたが、肝心のグランドがなかったため難色を示すが、柳沢専務は8月までにはグランドを造成すると約束し、第1回合宿の約束を取付けました。

グランドの造成は約2ヶ月で完成し、法政大学のラグビー部の合宿を無事受け入れる事が出来ました。

戦前は下記の写真の早稲田大学ラグビーと法政大学の2校のみの合宿でしたが、戦後は多くの大学が菅平に合宿をするようになりましたが、戦後のすぐは米不足で東北や新潟に法政も早稲田も一時入っておりましたが、菅平ホテルの支配人が「米はこっちでなんとかする」の一言で、昭和26年に早稲田が28年には法政が帰還され菅平でのラグビー合宿は復活しました。

昭和7年に菅平で合宿をした早稲田大学ラグビー部の人達 ー画像提供 菅平観光協会ー

・ダボスの丘
スイスのダボス町と姉妹提携を結んでおり、記念にダボスの丘に塔が建てられている。
・菅平湿原自然遊歩道
菅平高原自然館と湿原エリアをめぐる3kmの遊歩道、本州ではここでしか見られないカラフトイバラなどの高山植物や様々な野鳥、昆虫に出会える。

・菅平高原自然館
今から数十万年前の根子岳、四阿山の火山活動によって誕生した菅平高原の歴史や自然を紹介、また2000m級の高山帯から湿原にかけて生息する動物や野鳥、昆虫や植物を標本やジオラマ等でわかりやすく紹介してくれる。
6月〜9月まで開館 開館時間9時〜16時 入館料大人200円 子供100円
・唐沢の滝
高さ15m、幅10mの唐沢の滝は間近で見る事が出来、その迫力は圧巻。
新緑、紅葉の時期は美しさも又格別。


おいしい高原野菜の菅平



陸上競技のトラックやフィールドでの合宿に最適なサニアパーク


ミツバツツジ

ヤマサクラ



アズマギク

ショウジョウバカマ

イワカガミ

・おすすめ宿泊情報

アクセス
[車]上信越自動車道、上田菅平ICより19km
[電車]長野新幹線、上田駅下車バス60分
お問い合せ
長野県上田市真田
菅平観光協会 0268-74-2003


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・周辺情報


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