| 【4 山の植生について】 |
| ある環境に生育している植物の集団を植生といいます。山歩きではコースの特徴をつかむひとつのポイントになります。山の樹木や草花の分布は地域、標高、気候、地質などの自然環境が密接に関係しています。植生を知る事で、そこがどんな場所か、おおよその標高を測定したり、景観を想像する事が出来ます。 |
| 低山の多い人工の植林地帯でスギやヒノキ、カラマツなどが植林されている場所です。このような所は管理用の作業道がありますので、過って迷い込まないように。 |
| 樹林帯には樹木の種類によって、広葉樹林帯、針葉樹林帯、植林地などとも呼ばれている。樹林帯は展望がきかず、単調に感じやすいが、広葉樹林帯の中での春の新緑、秋の紅葉は楽しい山歩きができる。 |
| クマザサ、チシマザサ(根曲り竹)など、ササ類が一面をおおっている場所で、登山道の最初の頃や、標高2000m位までのところに植生が目立つ、ササがよく刈り払われている所は問題はないが、ササが深い所では道を見失なわないように注意が必要。 |
| 木の高さが人間の背の高さかそれよりやや高い木が茂っている場所。ダケカンバや ナナカマド、ドウダンツツジ、ミヤマハンノキなどが潅木帯の代表的樹木で、秋にはあざやかに紅葉する種類が多い。潅木帯を抜けるといよいよ高山帯に達する。 |
| 高山の自生植物が群落をなして一面に咲いている群落地をいいます。夏の開花時期 には美しい光景が広がり、登山者の楽しみの一つでもあります。くれぐれも踏み込みは避け、美しい自然の織りなす貴重な光景を守って行きましょう。 |
| 高山の厳しい自然環境により、背の高い樹木が生育出来なくなる標高ラインをいう。本州の中部山岳で2500m以上、北日本では1500m〜2000m前後をいいます。森林限界以上は高山帯となり、ハイマツなどの植物や高山植物の世界にはいり、山歩きの魅力的なロケーションとなる、しかし天候がくずれると風雨の影響をまともに受けるので、天候についての注意が必要になります。 |