| 【2 登山道の地形の名称、コース標示の知識】 |
| 山は複雑な地形をしておりいろいろな名称が付けられています。地図やコース図など理解度を高めるためと基礎的なクリアーの知識です。 |
| 湿原やぬかるみ、沢筋などに木道が設置されていますので、木道を外れないよう歩きましょう、朝露や雨で濡れている時はすべりやすいので注意が必要です。 |
| コースの中の急坂や段差のある地点などに設けられている木組みの階段のこと。登るコツは小幅で登り、時々左右の足を入れ替えて歩くと負担が減ります。 |
| 岩屑がガラガラと積み重なった所。浮き石に注意をして岩のマーキングに沿って歩く事が大切。 |
| ザレはガレ場より岩屑が細かく、小石や砂を敷いたような場所。堆積が厚くなるとザクとも呼びます。ザレは火山の火口周辺をはじめ、花崗岩などの岩盤が露出した山に多く白っぽいのが白ザレ、赤っぽいのが赤ザレともいいます。ザレを通過する時は砂に足をとられないように、広範囲のザレ場では視界不良時にコースを見失いように踏み跡をよく確認する事が大切。 |
| 両側が急な斜面で、幅のせまい尾根をヤセ尾根といいます。ヤセ尾根では足元に充分注意をして歩くと共に、登山者同志が交差出来ない道幅での場所では前方からくる登山者がいないかどうか確認をしてから進みましょう。 |
| 沢に橋がなく、飛び石つたいや水流に踏み込んで渡ること。沢の水は思った以上に力が強く、水流に踏み込んで徒渉できるのは靴に水がかかる程度、足首以上の深さになると危険です。特に雨天後など沢が増水しているときは充分な注意が必要です。 |
| これは冬の残雪で、沢や谷に夏まで消えずに残る雪をいいます。このうち谷を埋めるものを雪渓、稜線や斜面の窪地の残雪を雪田と区別して呼こともあります。大規模な雪渓のあるコースは3000mの夏山の経験をよくしてからチャレンジしましょう。雪渓を歩く際はアイゼンを使用して登ります。その際はクレパス、落石、滑落など充分な注意が必要です。 |
高山には大きな岩場が多数ありますが、山歩きにしっかり慣れるまでは大きな岩や、連続してある岩場はさけるように、しかし一般的なコースでも小規模の岩場を含むことがあります、あわてないために下記の要項を守り実践してください。
岩場では落ち着いて、慎重に行動し、手がかり、足場になる岩の突起や割れ目を良く見極める。岩にとりついたら手足の4点がいずれも岩をとらえた状態から、いずれか1点だけを次の手がかりか足がかりへ動かす。2点同時には動かさない。移動するときは、常に3点がとらえている状態になる。これが3点確保といい、岩登りの基本技術になります。移動の際は小刻みに行う、体を岩から離しまわりが良く見渡せるようにして3点確保で進む。 |
| 一般コースの登山道の岩場などにはクサリなどの補助物が設置されている事が多く、そのようにクサリのかかった岩場をクサリ場といいます。その他にロープ、鉄杭、はしごなど登攀のきびしい所はそのような補助物が設置されています。このような場所も岩場の登りと同じ3点確保で慎重に進みましょう、その際前方からの侵入者がないかどうか、確認をしてから行動に移しましょう。 |