北岳山荘から間ノ岳、農鳥岳への縦走の旅


中白峰山頂付近より間ノ岳山頂部を望む 2009年8月4日撮影
北岳(3192m)、間ノ岳(3189m)、農鳥岳(3026m)は白峰(しらね)三山と呼ばれ、

3000mを越える峰々の天空の縦走は、豪快でダイナミックな中にもキタダケソウを始め多くの貴重な高山植物を見る事が出来、

南アルプス屈指の人気コースとなっております。

北岳は日本第二位の高峰で、間ノ岳は3190mの奥穂高岳に次いで日本で4番目の高峰を保持しております。

この三山の縦走は岩場やザレ場も多くあり、梅雨明けの7月下旬から10月中旬までが適期といえます。

また稜線は風も強く、防寒対策も必要とします。



北岳山荘附近よりご来光を撮る 2009/8/4撮影


北岳山荘上の稜線より明け始めた富士山を撮る

所要時間
北岳山荘ー(45分)ー中白峰ー(1時間15分)ー間ノ岳ー(1時間)ー農鳥小屋ー(45分)ー西農鳥岳ー(35分)ー農鳥岳ー(3時間20分)ー大門沢小屋 合計タイム7時間50分(休憩時間含まず)


北岳山荘
第1日目は広河原より右俣コースをとり小太郎尾根に、そして北岳肩の小屋を経由して北岳山頂、そして北岳山荘のルートで第1日目を終わる。

そして第2日目、待望の間ノ岳、農鳥岳の白峰三山の縦走に挑戦する。


北岳山荘上の稜線の道標

間ノ岳に向けて朝の旅立ち


中白峰手前より甲斐駒ケ岳と鋸岳を望む


中白峰に向けて登る
中白峰に向けて登る登山者。

中白峰手前の登山道脇には色とりどりの高山植物が咲き乱れ、朝日を受けて、力いっぱい咲いております。

すばらしいお花畑を形成しており、我々を迎えている様に感じられます。


イワギキョウとイワツメグサ

コイワカガミ


ハクサンイチゲ

タカネナデシコ

中白峰に到着。

1日目につづき、今日も快晴の素晴らしい天候に恵まれる。これ以上の好天はないほどの、雲一つない快晴。

中白峰からは360度の晴天の眺望が望める。

中白峰山頂より快晴の眺望を楽しむ登山者


中白峰山頂付近より間ノ岳山頂部を望む


中白峰山頂付近より快晴の富士山を望む


中白峰より間ノ岳に向かう途中の岩場を行く

間ノ岳の山頂部に近ずく


間ノ岳の山頂指標
間ノ岳の山頂に到着。

間ノ岳は北岳と農鳥岳の間に位置するので、そのような名前になったとも言われております。


標高3189mは北アルプスの奥穂高岳に次いで日本の4番目の高峰です。


間ノ岳山頂より北岳、甲斐駒ケ岳、鋸岳を望む


間ノ岳山頂より鳳凰三山を望む


間ノ岳山頂より中央アルプスを望む


間ノ岳山頂より仙丈ヶ岳とその奥に乗鞍岳と北アルプスの槍・穂高連峰を望む


間ノ岳山頂より塩見岳を望む、その奥には悪沢岳や丸山を望む

この日は幸運にも雲一つない快晴に恵まれ、日本を代表する多くの山々の映像を収める事が出来ました。特に富士山をこの高さからこれだけ近くに見たのは始めてでした。

標高3000mを超える位置から見ても、まだ上にそびえる富士山には感銘いたしました。また均整のとれたその姿はやはり日本一と、あらためて認識させられた感がありました。


快晴の間ノ岳山頂にて
間ノ岳山頂にて、絶景を楽しむ登山者。

紺碧な空に吸い込まれそうな、そんな錯覚になりそうな、今日の快晴の青空が広がる。

また間ノ岳山頂は塩見岳へとつづく赤石山脈主稜と白峰三山の接合点であり、大井川、三峰(みぶ)川、早川の水源地ともなっている。


間ノ岳山頂附近より農鳥岳全容を望む


間ノ岳山頂にて絶景を楽しみ、次の目的地、農鳥岳へと足を進める。

ここ間ノ岳山頂から西農鳥岳のコルへは標高差約400mの下りとなり、そこから西農鳥岳へは標高差250mの登りとなります。

ザレているところもありますので、慎重に下山していきましょう。

間ノ岳山頂から農鳥岳へ


コルへ向かう途中より北岳の勇姿を撮る


農鳥小屋への大下り手前より進行方向全景を撮る


農鳥小屋への下りの風景を撮る


コルより農鳥岳を望む(右真ん中に農鳥小屋を望む)


農鳥岳直下の農鳥小屋
標高2804mに位置する農鳥小屋。

名物おじさんは今日も登山者を出迎えておりました。

ここから西農鳥岳(3050m)への急登が始まる。


農鳥小屋広場にて休憩し、目の前の富士山の眺望を楽しむ

白峰三山最後の急登が始まる。

西農鳥岳への標高差は約250m。
ゆっくり登っても約1時間。白峰三山最後の登りを楽しみながら、登って行って下さい。

いい景色もたくさんありますので、まわりの景色も楽のしんで。

岩場を超えて


再び高嶺に、青い空、湧き上がる雲、静寂が走り、聞こえる胸の鼓動

急登が終わり、西農鳥岳への尾根を行く。



ガスも舞い上がり、青空とのコントラストが美しい。

標高3050mの西農鳥岳山頂に到着。

ガスも少しずつ舞い上がり、稜線を隠し始める。

ここから最後の農鳥岳へはいったん下り、緩やかな尾根のすぐ下をゆるやかに登り、最後の目的地、農鳥岳へ到着。

西農鳥岳山頂指標


西農鳥岳からいったん岩場を下る

尾根の登山道に出る


ガスも舞い上がり始め、青空と岩が高度感を感じる


農鳥岳へ最後の尾根沿いの登山道を行く

白峰三山縦走の取材登山は、幸いにも天候に恵まれ、いい映像を多く撮る事が出来ました。

北岳、間ノ岳、農鳥岳とそれぞれ山容に特徴があり、またロケーションの素晴らしさは、高峰縦走の醍醐味がたっぷりと味わえる山旅でした。

南アルプスの魅力が少しでも伝われば幸いです。

記・写真 山田 輝

農鳥岳山頂に到着 

下山は標高3026mの農鳥岳山頂から標高1673mの大門沢小屋まで一気に下る厳しい下山でしたが、途中チングルマやハクサンイチゲ、シナノキンバイなどの群落がみられ、ほっとする気分をもらい、気持ち良く下山出来ました。

農鳥岳山頂から奈良田までは約7時間近くかかりますので、朝、北岳山頂出発の場合は非常にきびしい部分があります。農鳥小屋からの出発でしたら、奈良田までは充分その日の内に着く事が出来ます。


大門沢小屋へ下る一行を撮る


チングルマ

ハクサンイチゲ


タカネホタルブクロ

モミジカラマツ


ゴゼンタチバナ

ツガザクラ

農鳥岳山頂から一気に標高差1350mを下り、大門沢小屋へ。

昔ながらの素朴な山小屋で、奈良田までは朝北岳山荘を出発した場合は非常に厳しいので、
中継の山小屋としては、休める分便利な、立地といえます。

ー記・山田 輝ー

夜のとばりの大門沢小屋

アクセス
長野県側より
伊那市長谷 戸台口よりバスー(1時間)ー北沢峠ー(25分)ー広河原

山梨県側より
南アルプス市 芦安よりバスー(1時間)ー広河原
お問い合せ
伊那市長谷支所産業課 0265-98-3130
広河原山荘 090-2677-0828
伊那市長谷バス営業所 0265-98-2821
北岳肩の小屋 090-4606-0068
北岳山荘 090-4529-4947
南アルプス市芦安支所 055-288-2111
農鳥小屋 090-5398-3320
南アルプス市営バス 055-282-2016
大門沢小屋 090-7635-4244




イワギキョウとイワツメグサ

信州の登山、トレッキング情報を中心に季節の花情報、行楽情報等の最新の情報を発信しております。





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