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野沢温泉スノーシュートレッキング


毛無山山頂より大迫力の眺望を望む(北アルプスの稜線から手前に飯綱、斑尾、戸隠、黒姫、妙高の大パノラマ
野沢温泉スキー場は半世紀以上の歴史を持つスキー場で、日本におけるスキーの発展に大きく寄与して来ました。
毛無山 を中心として、山麓に広くスキーコースが広がり、スケールの大きさ、雪質の良さ、変化に富んだコースは多くのスキーファンを魅了して来ました。
近年はスノーボードの急増でゲレンデには多くのスノーボードの人達も野沢温泉スキー場のビッグゲレンデを楽しんでおります。
また野沢温泉でも最近はスノーシューで山頂付近のブナ林や周辺の新雪のコースを雄大な景色とブナの森、新雪の感触を楽しみながらスノートレッキングやスノーハイキングが盛んになってきております。美しい冬の信州の大自然を味わいながら、歩く事による健康維持または健康の回復など楽しみながらのウォークライフが今後ますます盛んになる野沢温泉です。



行程
長坂ゴンドラリフト駅舎-(長坂ゴンドラリフト15分)-長坂ゴンドラリフトやまびこ駅舎ー(小毛無ゲレンデ経由登行1時間10分)-毛無山山頂-(やまびこゲレンデトラバース50分)-長坂ゴンドラリフトやまびこ駅舎-(30分)-上の平日影ゴンドラリフト駅舎-(日影ゴンドラリフト10分)ー日影ゴンドラリフト日影駅
合計タイム約3時間


長坂ゴンドラリフト駅舎

長坂ゴンドラリフト

今日は日頃の行いの良い性か??、快晴のすばらしいスノーシュー日和りに恵まれ、野沢温泉の毛無山山頂から上の平日影ゴンドラリフト駅舎までの行程を心行くまで北信濃の大自然と風景を楽しんできたいと心弾ませています。

長坂ゴンドラリフトやまびこ駅舎


小毛無ゲレンデ
長坂ゴンドラリフト山麓の長坂駅よりゴンドラに乗り、約15分でここ長坂ゴンドラリフトやまびこ駅舎に到着し、いよいよここからスノーシューで毛無山山頂を目指します。青空が目にしみる程青く、朝日に新雪がきらきらと輝いて、美しい雪景色の今日の野沢温泉スキー場です。

小毛無ゲレンデ横のブナの森からスタートしていきました。

小毛無ゲレンデ横のブナの森


小毛無ゲレンデからブナの森を行く
はじめは今日の調子を確かめながら、ゆっくりペースで進んで行きました。時おりうさぎの足跡も見つけられました。


毛無山山頂へ向かう途中の朝日にきらめくブナの林

朝の雪はまだ軽く、足を交互に上げる度にスノーシューの上から粉雪がパラパラと落ちて行き、踏み付ける感触もキュッ、キュッと心地よい響きが伝わってくる。
とりあえず快調、快調。

毛無山山頂へ向けてブナの林を行く


山頂手前より右手方向に火打・妙高山を望む
途中の開けたところより右手方向に妙高山と火打が見え、感激のひとときを味わう。


山頂への最後の急斜面を行く
順調に登って来て、山頂に近い最後の登りを頑張る。新雪をかき分け、かき分け、リズムに乗って、快調に進んで行く。

1時間ちょっとの登りで毛無山山頂に到着。360°の眺望は快晴にも恵まれ、息を飲む程の眺望が広がる。

毛無山山頂付近を行く


毛無山山頂より雄大な展望を望む(北アルプスの眺望から手前に北信五岳を望む)


毛無山山頂の鉄塔

毛無山山頂にて


毛無山山頂より苗場山と鳥甲山を望む(正面の平の山が苗場山、右の尖った山が鳥甲山)


毛無山山頂より下山に入る(正面に越後三山を望みながら)
山頂での眺望を堪能して、下山に入る。真っ青な空と雪山のコントラストが美しく、やわらかな雪の感触も心地よく、今日の快晴に感謝、感謝です。

信州スノーシュー&バックカントリー

信州の人気のスノーシューコースの紹介や遊び方、楽しみ方の紹介ページ


快晴に恵まれ、めったに見る事の出来ない日本海が、山の向こうに水平線を少しぼんやりさせて、見えました。水平線がもうすこしはっきり見えると、佐渡まで見えるそうです。
右端には米山がはっきり望めました。

下山方向左手に関田山脈とその遠くに日本海を望む

絶景によそ見しながら次第に下に、下に下って行く。
時おりスキー場のコース斜面を横切って進みます。

まばゆい太陽を浴びゆっくり下山する


紺碧の空とブナの霧氷とのコントラストがすばらしい今回のお気に入りの一点

広大な野沢温泉スキー場内は大木のブナの森や自然そのままの森や白樺の林、眺望がバッグンなスノートレッキングコースなど多くのコースがあり、要望に応じてガイドの人達が親切に、安全に案内をしてくれます。美しい信州の冬の自然を是非楽しんでみて下さい。

やまびこ駅舎に向かう途中の景色(ブナの林と越後の山並のベストアングル


軽快に新雪のブナ林を下る

長坂ゴンドラリフトやまびこ駅舎に到着

スノーシュー出発地点の長坂ゴンドラリフトやまびこ駅舎に到着、ここから上の平を下り、上の平日影ゴンドラリフト乗り場まで、ふたたびスノーシューで最後の下りを行きます。

緩やかな上の平のブナの森をゆっくり、のんびり、冬の快晴の風景を楽しみながらの下山となります

これより上の平日影ゴンドラリフト駅舎まで下山して行く


白樺とブナの森を下る

白樺の森


下山途中より関田山脈を望む(中央左に鍋倉山山頂と北信濃の風景を望む)


上の平日影ゴンドラリフト駅舎に到着、駅舎横よりの風景
今日は素晴らしい快晴に恵まれ、山頂からの景色やブナの森、また霧氷の美しいブナの林など、とっておきの野沢温泉スキー場毛無山の自然を満喫し、いい汗をかかせてもらいました。

スノーシューによる冬の自然散策は健康と充実した日々のライフワークを送るための冬の新しい健康スポーツとして定着を見せて来ております。

機会がありましたら近くの里山やまた美しいロケーションの信州で楽しむのもまた素敵な事と思います。健康でいつまでも自然を愛し楽しみましょう。
今回の取材に関しましては野沢温泉スキースクール、及び村役場、野沢温泉スキー場管理センターの方達にご協力いただきました。
-記・写真 山田 輝-

野沢温泉スノーシューコースはお客さまのご希望に応じて、時間、距離等で計算をし、2時間コースの初級クラスから3〜4時間の中級者コース、5〜6時間コースの上級者コースと多彩で様々なコースを取り揃えております。ご自分の体力、体調、天候などを考慮して、お好きなコースタイムで申込み、快適なスノーシューハイキングを楽しんで下さい。
注:冬のスノーシュートレッキング&ハイキングではあくまでも冬の山や里山が対象となり、天候が変われば、危険な冬山にもなりますので、お出かけの際は必ずガイドをお付けになり、お出かけ下さい。

野沢温泉スキー場では野沢温泉スキースクールの専門のガイドがおられますので、野沢温泉スキー場内でのスノーシュートレッキングの際は、野沢温泉スキースクールにご連絡をして、ガイドの確保にあたってください。
お問い合わせ・お申し込み 0269-85-2623(野沢温泉スキースクール)

信州の旅.com 冬の傑作写真 額入り写真の販売について
信州の旅.comでは多くの取材の中で傑作写真を保有しております。山岳風景、里山風景、花風景などをプリントをして額入りでご用意致します。

お祝い事のプレゼントやショップ等の雰囲気作り、ご自分の家のインテリアとしてご利用下さい。

お気に入りの写真の小さなマイギャラリーも気分が和みます。

・アクセス
[車]上信越自動車道、豊田飯山ICより20km
[鉄道]JR飯山線、戸狩野沢温泉駅下車バス15分
・お問い合せ
営業時間、料金、内容等変更になってる事もありますので現地へお問い合わせの上ご利用ください
。長野県下高井郡野沢温泉村豊郷
・野沢温泉スキー場0269-85-3166 ・野沢温泉観光協会0269-85-3156
・野沢温泉スキースクール0269-85-2623(ガイドのお申し込み先)

注)冬のスノーシュートレッキングやハイキングは、あくまでも冬の山や里山が対象となり、天候が変われば、危険な冬山にもなり、危険も伴いますので、必ずガイドをお付けにななるか、あらゆる他の情報も把握の上お出かけ下さい。当サイトの情報は取材時のものです。



スノーシュー&バックカントリー


野沢温泉天然記念物麻釜

野沢温泉には30にもおよぶ源泉があり、麻釜(おがま)もその一つ、約90°のお湯がもうもうと湯煙りをあげており、たえず温泉が湧き出ている。村の人々はそこで野沢菜を洗ったり、卵をゆでたり、アケビのつるをさらしたりしております。野沢菜は弱アルカリの麻釜の湯で茹でと、アクが取れて美味しくなるといわれております。麻釜は国の天然記念物にも指定されております。

・野沢温泉外湯めぐり
野沢温泉には13ケ所の外湯があり、江戸時代から「湯仲間」という制度を設け外湯の維持管理を行って来ました。現在は一般の観光客にも開放されており決められた時間内なら自由に入る事が出来ます。しかし外湯は村の共有財産ですのでくれぐれもマナーを守って入りたいです。この13の外湯は薬師如来と12神をそれぞれの外湯にひとつずつ奉っている。薬師如来は民衆のひとりひとりを病苦から救おうという仏様で、その12神は薬師如来を守護する神様。仏様の御利益を意識しながら入浴すれば心も身体もすっきり。


大湯

野沢温泉のシンボル的存在、温泉街の中心にあり江戸時代の共同浴場の趣きを現在に残し特徴ある湯屋建築が圧巻。泉質/単純硫黄泉、効能/慢性消化器病、婦人病など


河原湯

昔は渓流沿いの河原にあったことからこの名が付いた。湯の温度が高く朝入るとさっぱりするので朝湯の河原湯と親しまれている。効能/神経痛、皮膚病など。


熊の手洗い湯

名前のとおり熊に関係があり、手負いの熊がここで傷を癒したとの伝説からこの名がついたとのこと。効能/やけど、きりきずなど。


松葉の湯

むかし投げ矢の店があり「的場」と呼んでいたのが「松葉」に変わったのではとのこと。湯は麻釜から引湯している。


麻釜の湯

天然記念物の麻釜から引湯している。泉質/弱アルカリ硫黄泉、効能/神経痛、痔病、皮膚病、婦人病など。


中尾の湯

この湯は野沢温泉の中でも一番大きい木造湯屋建築。源泉は天然記念物の麻釜から引いている。泉質/弱アルカリ硫黄泉、効能/皮膚病、婦人病など。


新田の湯

野沢温泉では比較的新しい部類の外湯で明治のはじめ頃とか。効能/皮膚病、婦人病など。


秋葉の湯

おぼろ月夜の館のすぐ上にある外湯、湯は麻釜から引湯している。泉質/弱アルカリ硫黄泉、効能/神経痛、痔病、皮膚病、婦人病など。


滝の湯

天然記念物の麻釜のすぐ上にあるこじんまりした外湯。


上寺湯

真湯から坂をすこし下ったところにある。麻釜から引き湯している。効能/切り傷、やけどなど。



真湯

つつじ山公園の入り口付近にある外湯。効能/痔病、神経痛など。


横落の湯

民宿温泉組合の地下にあり麻釜から引き湯している。効能/皮膚病、婦人病など。

十王堂の湯
おぼろ月夜の館のすぐ下にある外湯、麻釜と湯の宮の2つの源泉から引き湯をしている。効能/慢性消化器病、婦人病など。

野沢温泉の名物


温泉まんじゅう

野沢温泉で有名なフキヤの温泉まんじゅう。創業100年の老舗のおみやげ屋が大正7年頃より作り始め、今でも昔のままの製法で、たまごをたっぷり使った皮が特徴で、ふんわり、ふっくらのおまんじゅうは野沢の人気の商品の一つとなっております。


野沢菜

もう一つ誰にでも良く知られている野沢の野沢菜、各家庭でもいろいろ味付けに工夫をして、その家ごとにひと味違う野沢菜を賞味出来ますので、地元でのほんものの野沢菜を食して見て下さい。おみやげ屋にもいろいろ味の違う野沢菜が販売されておりますので、おみやげにももってこいです。


新屋(うなぎと鳥料理の店)

うなぎと鳥料理が地元で評判の店。うなぎはふっくらと香ばしく、野沢菜との相性もぴったり。鳥料理も柳川風や甘ダレのてりやき丼など人気メニューとなっております。


三久工芸展

野沢温泉特産の伝統工芸品のアケビのつるを使った、アケビつる工芸と古布作品が、店内にところ狭しと並べられ、野沢のぬくもりのある作品達が目を引く。


温泉健康館のざわ

野沢温泉にある総合温泉施設。温水プールや温泉施設があり、その中には打たせ湯、寝湯、泡風呂、蒸し風呂など多くの温泉メニューがあり、ご自分の好みでいろいろなコースを選択出来、楽しむ事が出来る。

その他の見所
・薬王山健命寺
・おぼろ月夜の館
・日本スキー博物館







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