斑尾高原トレイルランニングレース2007 


2007/10/8 朝6時30分 斑尾高原50kmトレイルランニングレーススタート風景

斑尾高原では1999年よりトレッキングトレイルのルート確保と整備を地元の有志の人達により始め、6年後の2005年には50kmに及ぶトレッキングトレイルのオープンルートを確保致しました。その後も活動を続け、2007年には約70kmに至るルートが確保され、多くの人達が四季を通じてウォーキングやトレッキング、トレイルランニングを楽しんでおられます。またトレイル整備には斑尾高原のトレッキング委員会のメンバー30人余りの人達が春、夏、秋とトレイル整備に当たり、安全と快適なトレイルづくりに励んでおります。
そんな斑尾高原のトレイルを利用して第1回の「Madaro Forest Trails 50km 斑尾高原トレイルランニングレース2007」が開催されました。
あいにくの雨模様の天候でしたが400名近くのランナー達が自分の体力と知力と経験をフルに発揮して熱いレースが繰り広げられました。
また多くの企業の協賛も頂き、地元の大会役員やスタッフ、各市町村やその関係者、そして選手の自然に対するマナーの素晴らしさ、そのような人達の高い意識が一丸となった第1回目の斑尾高原のトレイルランニングレースは感動と人々の心の結びつきを強く感じ、素晴らしい大会になったことを強く感じられました。
また大会のプロデュースを努めたトレイルランナーの石川弘樹氏の尽力も非常に大きかったと感じ取れました。


スタート15分前、スタートラインに集まる選手たち

スタート選手を応援する観客たち

大会要領
開催日:2007/10/8(祝日)
開催場所:長野県飯山市斑尾高原トレッキングトレイル
距離:一般クラス/50km ビギナークラス/15km
募集定員:一般クラス/先着300名 ビギナークラス/先着100名
主催:斑尾高原観光協会
プロデュース:トレイルランナー 石川弘樹
後援:妙高市 飯山市 中野市 飯綱町 その他
特別協賛:ラフマミレー(株) パタゴニア日本支社 (株)エイアンドエフ (株)コロンビアスポーツウエアジャパン
協賛:(株)ICI石井スポーツ (株)サンクゼール (有)パワースポーツ MUSASHI スミス サッポロビール
 北陸コカコーラボトリング(株)他

コース概要(50km)
(斑尾高原スキー場レストランハイジ前スタート)-(ぐん平街道)-(大池)-(斑尾林道)-(大明神岳)-(斑尾山)-(西トレイル)-(万坂峠)-(袴岳)-(赤池)-(毛無山)-(東トレイル)-(レストランハイジゴール)

コース概要(15km)
(斑尾高原スキー場レストランハイジ前スタート)-(ぐん平街道)-(レストランバンフ)-(中央トレイル)
-(希望湖)-(東トレイル)-(レストランハイジゴール)


協賛各社のロゴマーク入り横断幕


石川弘樹氏
トレイルランナー 石川弘樹氏
石川弘樹氏は1975年神奈川県に生まれ、国内のトレイルランニングのパイオニアであり、世界トップレベルのトレイルランナー。
世界各地のメジャーレースに挑戦し続けるとともに、国内外のトレイル事情を精力的にリサーチし、健全で魅力あるトレイルランニングの普及に努めている。
今回斑尾高原のトレイルを視察し、魅力に溢れるトレイルとして感動し、斑尾高原での第1回目の大会をプロデュースすることになりました。
本人いわく「楽しく、気持ちよく、時には熱っぽく走って、自然の中での走りを楽しんで下さい」との石川さんのコメントです。


50kmスタート直後の一団の様子


第一関門のレストランバンフ(23.9km地点)を目指して序盤のコースを行く

レストランハイジをスタートしてスキー場を横断しているぐん平街道に入り、大池、七曲の池を通過して斑尾山の中腹を走る林道を行き、斑尾山の西側の菅川地区より斑尾山に向かう。途中斑尾山の展望台となっている標高1350mの大明神岳への急登を、息を切らせながらの頑張りで征服をして行く。


斑尾山の展望台、大明神岳からの豪快な風景(遠くに北アルプスを望み、左から飯綱山、戸隠連峰、黒姫山、妙高山と北信の2000m級の山々が連なり、眼下には野尻湖が悠々と横たわる。

斑尾山からは尾根を下り、第1関門のレストランバンフに向かう。
無事第1関門をクリアしてブナやミズナラなどの落葉樹の森の中央トレイルに入り、春の季節には水芭蕉やリュウキンカに花が素晴らしい沼の原湿原に出て来ます。さらに西トレイルに入り、万坂峠を目指す。万坂峠からは2番目の山、袴岳を目指します。


北国の春の雰囲気そのままの美しい斑尾高原、沼の原湿原の春の風景


25km付近の沼の原湿原西トレイルを快調に走る


女性も軽い足取りで27km付近を行く

女性ランナーも懸命の走りを見せる28km付近


万坂峠県境指標
斑尾山と袴岳の間にある万坂峠は長野県と新潟県の県境になり古くからこの峠は地域の人達が生活道路として利用されていました。


トップの選手が袴湿原脇を行く

トップの選手が袴岳の登りのトレイルに入る


2番手の選手があとに続く
袴岳は標高1135mですが、冬の季節には日本海からの冷たい気流が直接ぶつかり、普通の冬でも積雪は4mから5mの積雪を記録します。

そのため人の手が入らず、手付かずのブナの森やダケカンバの森がいまでも残り、美しい森を形成しております。春のブナの芽吹きから新緑、夏の冷風のブナの森、そして紅葉の秋と季節ごとに美しい自然の営みを見る事が出来ます。


30km付近の袴岳の登りのトレイルに続々と入る選手たち


手付かずのブナの森が広がる袴岳山頂付近のブナの森


雨に煙った袴岳山頂からの妙高山の雄姿

袴岳山頂からはジグザグのコースを下り、しばらく走りますと林道に出て来ます。そこから赤池を目指します。赤池には第4エイドステーションがあり、疲れて来た体に水分や食料を補給出来ます。また怪我などした場合も簡単な治療は出来ます。赤池からはまた美しいブナの林が続く赤池ブナ林を通過して、沼の原湿原駐車場に出て、生命の森を通過して希望湖方面のコースに入り、第2チェックポイントの希望湖毛無山入口37.4kmへ向かいます。


軽快なピッチで袴岳を下るランナー
この日はあいにくの天候でトレイルも雨に当たり、滑り易い状態で、選手の中には滑って転んだ選手も見受けられ、パンツやウエアが泥だらけの人も多かったです。

しかし第2チェックポイントの毛無山入口の37.4kmの通過を目指して多くの選手が悪天候にめげず、懸命に走って行ったのが印象的でした。

エイドステーションは第1から第5まで5つのエイドステーションがあり水分や食料の補給、トラブルなどあった場合にはいろいろな事にすみやかに対応してくれます。

選手達が安心して走れる影のサポーターです。斑尾高原ではきめ細かなサポートが出来るように、50kmの中に5つのエイドステーションが設けられておりますのが特徴です

赤池にある第4エイドステーション風景


第2チェックポイントがある明るい雰囲気の希望湖


第2チェックポイントをクリアし毛無山最後のマウンティンを行く選手

第2チェックポイントをクリアして毛無山山頂より涌井新池方面に下山し、途中から希望湖へ向かうルートに入り、希望湖より東トレイルにて斑尾高原高原の中心地、プラザ街に向かう、そしていよいよフィニッシュの斑尾高原スキー場に入り、レストランチロルを通過して、スキー場特設トレイルへそしてフィニッシュのレストランハイジ前へ。


霧のスキー場の特設トレイルを下る選手、ゴールはもうすぐそこです。


雨の中50kmを走り抜いた喜びのゴール


石川氏が健闘を讃え選手と握手をする光景
斑尾高原トレイルランニングレースは斑尾高原においては始めての試みでありましたが、地域の人達の熱意溢れる運営と協賛各社の真剣さが参加者の選手達にも広がり、悪天候にかかわらず熱気溢れる大会となりました。

日本においては山岳マラソンは歴史もありますがトレイルランニングにおいてはまだまだ認識不足の感がありますが、これからは自然の中のトレイルを走るということは健康的にもごく日常的なスポーツとして、人々の中に浸透してゆくことになるでしょう。
-記・写真 山田 輝-
-監修・信州の旅.com制作チーム-

斑尾高原・生命(いのち)の森づくり

斑尾高原では地球の温暖化問題から環境保護と美しい森づくりをテーマに昨年度の平成18年度より妙高市との共同作業により紅葉樹の森づくりに取り組み、今年度の平成19年には大山ザクラ100本、ブナの苗木を300本植樹いたしました。斑尾高原観光協会の人々や斑尾高原トレッキング委員会のメンバー、妙高市の関係者また妙高市の姉妹都市東京都板橋区のみなさんそしてトレイルランニングレースに参加される選手の人達約70名にもご参加いただき総勢170名によりレースの行われる前日の2007年10月7日にレースのコースともなっている生命の森に植樹いたしました。幾年か幾十年後の美しい紅葉樹の森を頭に描きながらの植樹作業となり、みなさんの額に汗した生き生きとしたやさしい顔が印象的でした。


生命の森づくりの案内看板
妙高市と斑尾高原観光協会共同で建てられた生命の森づくりの案内看板。

これからもこの事業が継続され美しい森になることが地域の人達の願いであり、希望が書き込まれております。


大山ザクラを植樹する人達


重い大山ザクラを二人で運ぶ

植樹の穴掘りをする人達


大勢の人達が一丸となって植樹作業が続く


植樹を終え記念標識を囲んで笑顔の記念撮影

アクセス
[車]上信越自動車道、豊田飯山IC下車、車で25分
[電車]JR飯山線飯山駅下車斑尾高原行きバス30分
お問い合せ
斑尾高原観光協会 TEL0269-64-3222 


レストランハイジ
トレイルランニングレースのエントリーや競技説明、前夜祭のパーティー会場となった斑尾高原スキー場内にあるレストランハイジ。
トレイルランニングレースのスタートそしてフィニッシュの場所としてまた選手や大会関係者の拠点となった建物。


斑尾山
「うさぎ追いしかの山」と唱歌「ふるさと」で唄われている、かの山、斑尾山は標高1382mと比較的低い山ですが、冬には日本海の寒風が直接吹き付け、それにより大量の降雪をもたらし、多い時には5mにも及ぶ積雪を記録する。今回のトレイルランニングレースはこの斑尾山を中心に繰り広げられました。


野尻湖
斑尾山山頂より眼下に見える野尻湖は斑尾山の噴火によりせき止められて出来た湖です。山頂から見ると芙蓉の形に見える事から「芙蓉湖」とも呼ばれています。今回の斑尾高原トレイルランニングレースでは一番きつい大明神岳への登りをクリアすると眼下に野尻湖のうつくしい姿を見る事が出来ます。

信州の自然保護活動にご支援を
美しい信州の自然を将来の子供達にまた信州を愛する多くの旅人にこの信州の美しい里や山の自然をいつまでも。

飯山市森林セラピー

飯山市

なべくらエリア

斑尾エリア

信越トレイル

冬のスノーシュー


まだらおの湯露天風呂
まだらおの湯(中野市)
斑尾高原内に平成15年春にオープンした新しい日帰り温泉施設。唱歌「ふるさと」「紅葉」「おぼろ月夜」などで知られる高野辰之博士の生まれ故郷、中野市豊田の一角に建つ。斑尾山トレッキングや高原トレッキングの後に最適。サウナ、露天風呂も完備。
泉質-弱アルカリ性単純泉。
効能-神経痛、筋肉痛、関節痛。
営業時間10:00〜18:00 18:00〜21:00(冬期20:00)
休業日 毎週火曜日
料金 10:00〜18:00 
大人500円、中学生350円、小学生200円。
   18:00〜21:00
大人300円、中学生250円、小学生100円。
TEL 0269-38-3000

菜の花公園・飯山市 
唱歌『朧月夜』に歌われた風景そのもの、千曲川のほとり一面、菜の花畑です。
雪国の小京都・飯山市 
「雪国の小京都」と呼ばれる町。四季折々に表情をかえ、歴史と自然を感じる事ができます。
野尻湖 
斑尾山の裏側にあり夏の観光レジャーのスポットとして脚光を浴びている。
栗と北斎の小布施 
栗と北斎の町として有名な小布施町は斑尾から車で40分ほどお帰りには是非お立ち寄りを。
善光寺・長野市 
「牛に引かれて善光寺まいり」の善光寺は古くから庶民の信仰の場として親しまれてます。
アンズの里・千曲市更埴 
一目10万本といわれる更埴のアンズの里は、淡いピンクの香りと花に包まれる。
牟礼村丹霞郷 
ももの里として知られており、遠くに残雪を頂く山々がそびえ、霞みたなびく田園風景が広がる。
戸狩温泉・夢田舎の里 
日本の美しい原風景が数多く残っている。民宿の発祥の地でもあります。
野沢温泉 
古い歴史を持つ有名な温泉、13ケ所の外湯があり、一般の観光客にも開放されております。